スマートフォンの使用は対面的な社会的交流の楽しみを損なう(2017)

社会心理学実験雑誌

オンラインで利用可能6 November 2017

https://doi.org/10.1016/j.jesp.2017.10.007

特徴

•電話の使用が社会的交流から得られる利益に影響を与えるかどうかを調査します。

●フィールド実験と体験サンプリングにより効果を検証します。

•電話の使用は気が散り、社会的交流の利点が損なわれます。

抽象

私たちは、実地実験と経験サンプリングを使用して、電話の使用が人々が現実世界での社会的交流から得られる楽しみを損なう可能性があることを示す最初の証拠を発見しました。 研究 1 では、友人や家族とレストランで食事を共有するために 300 人を超えるコミュニティ メンバーと学生を募集しました。 参加者は、食事中に携帯電話をテーブルの上に置くか、または携帯電話をしまうかにランダムに割り当てられました。 電話がある場合(ない場合と比較して)、参加者は気が散りやすくなり、友人や家族と時間を過ごす楽しみが減りました。 研究 2 では、経験サンプリングを使用して一貫した結果が得られました。 対面でのやり取り中、参加者は携帯電話を使用した場合、使用しない場合に比べて気が散りやすく、楽しみが少ないと報告しました。 この研究は、電話が私たちを世界中の人々と繋ぐ能力があるにもかかわらず、テーブルの向こうの人々と対話することから得られる恩恵を損なう可能性があることを示唆しています。

キーワード

  • 携帯電話;
  • 技術;
  • 気晴らし;
  • 社会的相互作用;
  • ウェルビーイング