韓国の青年期における性的虐待と自尊心、鬱病、および問題のあるインターネット使用との関係(2017)

精神医学調査。 2017 May;14(3):372-375. doi: 10.4306/pi.2017.14.3.372.

キムBN1, パークS2, パークMH3.

抽象

性的被害と自尊心、うつ病、および問題のあるインターネット使用との関連が韓国の青年で調べられた。 合計695人の中学生と高校生が採用されました(男子413人、女児282人、平均年齢、14.06±1.37歳)。 参加者には、早期外傷目録自己報告-ショートフォーム(ETISR-SF)、ローゼンバーグの自尊心尺度(RSES)、小児うつ病目録(CDI)、およびヤングのインターネット中毒テスト(IAT)が投与されました。 性的虐待と自尊心のレベル、抑うつ症状、および問題のあるインターネット使用との関連を分析しました。 性的虐待を経験した青年は、性的虐待を経験しなかった青年と比較して、自尊心が低く、抑うつ症状が多く、インターネットの使用に問題がありました。 パスモデルでは、性的虐待はより低い自尊心を予測し(β= -0.11; 95%CI = -0.20、-0.04; p = 0.009)、それはより高い抑うつ症状を予測しました(β= -0.34; 95%CI = -0.40 、-0.27; p = 0.008)。 うつ病の症状は、問題のあるインターネットの使用を肯定的に予測しました(β= 0.23; 95%CI = 0.16-0.29; p = 0.013)。 性的虐待はまた、問題のあるインターネットの使用を直接予測しました(β= 0.20; 95%CI = 0.12-0.27; p = 0.012)。 本研究の結果は、性的虐待を受けた青年は、うつ病や問題のあるインターネット使用のリスクが高いことを示しています。 性的虐待を受けた青年には、自尊心を高め、インターネット中毒を予防することを目的としたプログラムと、メンタルヘルスのスクリーニングが必要です。

キーワード:  うつ病; 問題のあるインターネットの使用; 自尊心; 性的虐待

PMID:28539957

PMCID: PMC5440441

DOI: 10.4306 / pi.2017.14.3.372